3月16日(火)始まりは女児の声。「バス来ましたよ」

3月16日(火)の「話の目薬ミュージックソン」は、難病で視力を失った 和歌山市 職員の 山崎浩敬 ( ひろたか )さん(58)と、和歌山大学教育学部附属小学校 西前友雅(にしまえゆい)さん、和歌山大学教育学部附属小学校 河島香音(かわしまかのん)さんをご紹介します。

山崎さんは32歳だった1994年、進行性の目の難病「網膜色素変性症」と診断され、40歳を手前にして通勤で使っていたバイクの運転もできなくなりました。2005年に休職して訓練施設で白杖(はくじょう)の使い方などを学び、06年に復職。最初は家族に付き添ってもらっていたが、08年から一人でバス通勤するようになった。視力の低下でバスの乗り口を探すことにも苦労したが、一人で通勤を始めて1年がたった朝、停留所で待っていると、「バスが来ましたよ」と少女の声がした。「乗り口は右です。階段があります」。

そこから10年間のお話をお届けします。