精神科医 生駒芳久さん

精神科医の生駒芳久さんにお越しいただきました。

生駒さんは、60歳で全盲になったそうです。

それまでは就職して技術職人を目指しておられました。

病気が判ってから、つまずいたり、捜し物が見つけにくいという、

今までのどんくさい自分から解放されたそうです。

盲学校に自転車で通うという、元気な生駒さん。

現在、精神科医として診療したり、講演もされています。

診察では、表情などは助手の方にサポートをお願いしたり、

メモは後から書くなど工夫をされています。

時には触れたり近づいたりして、微妙な震えや

体温など感じとったりと限られた情報に

食らいついていくそうです。

生駒さんが全盲ということが長所になり、

人に知られたくないという患者さんも多いそうです。

とても優しく話されて温かい雰囲気を感じされる

生駒さんなので、悩みも相談したくなります。

精神科医として約30年間、多くの患者さんを診察。

精神疾患者の自殺率は健常者の数十倍にも上るそうで、

「障害は軽ければ軽いほどつらく感じる。 だからこそ、

自殺を考える人は、自分のことを語るのが一番の薬になる。

僕も語るから、参加者からも語ってほしい」 という想いで

講演もされています。