精神科医 生駒芳久さん

2017年10月17日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

精神科医の生駒芳久さんにお越しいただきました。

生駒さんは、60歳で全盲になったそうです。

それまでは就職して技術職人を目指しておられました。

病気が判ってから、つまずいたり、捜し物が見つけにくいという、

今までのどんくさい自分から解放されたそうです。

盲学校に自転車で通うという、元気な生駒さん。

現在、精神科医として診療したり、講演もされています。

診察では、表情などは助手の方にサポートをお願いしたり、

メモは後から書くなど工夫をされています。

時には触れたり近づいたりして、微妙な震えや

体温など感じとったりと限られた情報に

食らいついていくそうです。

生駒さんが全盲ということが長所になり、

人に知られたくないという患者さんも多いそうです。

とても優しく話されて温かい雰囲気を感じされる

生駒さんなので、悩みも相談したくなります。

精神科医として約30年間、多くの患者さんを診察。

精神疾患者の自殺率は健常者の数十倍にも上るそうで、

「障害は軽ければ軽いほどつらく感じる。 だからこそ、

自殺を考える人は、自分のことを語るのが一番の薬になる。

僕も語るから、参加者からも語ってほしい」 という想いで

講演もされています。

大阪府高等学校演劇研究大会

2017年10月10日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

柏木佳子さん 隅田康子さんに

お越しいただいきました。

全盲の柏木さんは、タンデム自転車で

颯爽と風をきって走る、とても活動的な明るい女性。

高校生の演劇を観に行った時、動作で笑わせる場面では、

周りが笑うのに自分は全く何が起きたかわからずに、

「演劇でも音声で動きを解説してくれたら、

もっと多くの人が楽しめるのにな~」と

取り残された気分になるそうです。

そして、学校での講演では、

興味のある生徒はじっくり聞いているけれど、

授業で仕方なく聞いている生徒はそこで終わってしまう。

「聞いてインプットした事を興味のある事でアウトプットできれば、

より深い理解に繋がるのではないかな~」と感じていたそうです。

この二つの熱い想いを柏木さんの元恩師に話をしたところ、

ぴったりの人がいる・・・と紹介されたのが、隅田康子さん。

隅田さんは当時、高校の演劇部の顧問をされていました。

柏木さんの熱い想いに賛同。早速、校内発表で音声解説を取り入れ、

地区大会の地区大会でも取り入れ、府の大会でも実施。

柏木さんから話をきいて1年もしない間に実現してしまいました!

高校生も初めての経験で、何が必要で必要でないかがわからない状態。

最初は、やる子が少なかったのが、だんだん増えてきたそうです。

「○○学校○年の○○です。初めてですが頑張りますのでよろしくお願いします。」

から緊張感が伝わるそうで、

「Aが立ち上がりました、あ、Bでした。すみません、Bが立ち上がりました」

のように間違う事をあるそうです。

柏木さんや隅田さんは、完璧な音声ガイドは求めていない。間違えてもいい。

視覚に障害がある人に何をどう伝えたらいいのかを考える経験になれば

それでいいとおっしゃいます。1年生の時よりも2年3年と確実にレベルアップ

しているそうで、高校生が一生懸命取り組んでいる姿を是非、観にいってください。

11月18日(土)19日(日)

箕面市立メイプルシアター

「第67回大阪府高等学校演劇研究大会」

入場無料

FMラジオをお持ちの方はご持参ください。

音声解説は会場内のみFMの電波で音声解説を聞く事ができます。

貸し出しも13台あります。貸し出し希望者や詳細は、

夜8時以降 090-5106-7522 もしくは

sandylove8582@ybb.ne.jp までお問い合わせください。

川畠成道ヴァイオリンコンサート

2017年10月3日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

大阪市視覚障害者福祉協会の

結成60周年記念コンサートが

大阪市のいずみホールで行われました。

今週はその様子を放送しました。

記念会の出演は、川畠成道さん。

川畠さんは、子供の頃に病気で弱視になり、

それからヴァイオリンを始められたそうです。

桐朋学園大学卒業後、英国王立音楽院へ留学。

1997年、英国王立音楽院史上2人目となる

スペシャル・アーティスト・ステイタスの称号を授与され

首席卒業!すごいですね!

当日は、盲導犬と一緒の方や、ガイドさんと一緒の方、

晴眼者の方が一緒になって素晴らしい演奏を楽しみました。

公益財団法人 中山視覚障害者福祉財団

2017年9月26日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

先週に引き続き

公益財団法人 中山視覚障害者福祉財団の

常務理事 湯川 洵さん

理事・事務局長 松前 篤志さん

にお越しいただきました。

中山視覚障害者福祉財団の活動は、

視覚障害者の研修会やスポーツ活動などへの助成金供与

奨学金の給付

視覚障害者の音楽祭

盲導犬貸与

パソコン講座

盲導犬を聴く事ができる音楽や公演

ガイドヘルパー養成

バリアフリー映画上映

など、多岐にわたります。

くわしくは

公益財団法人 中山視覚障害者福祉財団

にお問い合わせください。

中山視覚障害者福祉財団

2017年9月19日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

公益財団法人 中山視覚障害者福祉財団の

常務理事 湯川 洵さん

理事・事務局長 松前 篤志さん

にお越しいただきました。

公益財団法人 中山視覚障害者福祉財団は、

この9月に創立20周年を迎えられたそうです。

大阪府や京都府にはライトハウスがありますが、

兵庫県にはありません。そこで大きな役割を

果たしてきたのが、中山視覚障害者福祉財団。

中山さんという個人から始まった財団の歴史や

多岐にわたる活動について、

今週と来週の2回にわけて伺います。

三宅正夫さん

2017年9月12日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

天理大学人間学部総合教育研究センター

非常勤講師の 三宅正夫さんに

お越しいただきました。

高校の先生をしながら、画像情報処理の研究を始められ、

60歳頃に大阪大学で学位を取り、研究を進めて2年。

衣服色調べアプリ を作られました。

洋服の写真をとると「うすい緑に黄色の横縞」など

言葉でどんな模様かを教えてくれます。

「てんじぶろっく」というアプリも作成されていて、

外で歩いている時に、点字ブロックを画面にうつし

画面をタップすると、方向と方角、どちらに向かっているか、

要注意ブロックがどこにあるか音声で教えてくれます。

洋服に悩んだ時や方角がわからなくなった時など、

便利なアプリです。

三宅先生は、これからもいろいろと作って行きたいそうです!

日本ライトハウス展

2017年9月5日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

日本ライトハウス情報文化センター

サービス部の花田潤子さんに

お越しいただいきました!

西日本最大規模の視覚障害者用具・機器展

日本ライトハウス展 全国ロービジョンフェア2017が

9月30日(土)10月1日(日)の2日間開催されます。

たとえば、声で返事をしてくれる携帯電話(ロボホン)

点字で時間がわかる腕時計(ドットスマートウォッチ)

ほか、メガネや拡大読書器、など200点以上が集まり、

機器の体験コーナーもあります。

そして、視覚に障害がある方が、

実際に使用しているアプリや読んでいる本を

紹介して、みんなが使いたい読みたいのはどれか?を

対戦方式で決めるイベントもあります。

イベントの詳細が書かれているガイドブックは

無料で送ってもらえます。

大きめの活字・メール・点字・音声デイジー版が

用意されています。欲しい方は

06-6441-0039

(火~土曜 午前10時から午後5時)

日本ライトハウス情報文化センターサービス部へ。

9月30日(土)10月1日(日)

日本ライトハウス展

難波御堂筋ビル7階ホール・8階大会議室

地下鉄御堂筋線「なんば」駅

13番出口エレベータ直結

神戸アイセンター②

2017年8月29日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

先週に引き続き、

建設中の神戸アイセンターについて

公益社団法人NEXT VISION 事務局長

山田千佳子さんと

情報コンシェルズ 別府あかねさんに

お話を伺いました。

眼科と研究所、ロービジョンケアまでが

同じ建物の中で出来るという

世界初の施設、神戸アイセンター。

2階にできる、ビジョンパークは、

視覚障害者だけでなく晴眼者も利用できる

フロアです。全体には本が置いてあり、

みんなでゆっくりと本を読めます。

そこにはキッチンもありますが、調理道具は、

音声機能があるものではなく、一般的な調理道具が

置かれています。料理のほか、ヨガ教室なども開催されます。

クライミングや自動車運転シミュレーションもあります。

そしてこのフロアは、バリアフリーではありません。

外と同じ、階段など段差があります。

ただし、安全に歩く為の情報はバリアフリー。

みえないみえにくい人と晴眼者が一緒になって利用することで、

お互いに新たな発見があると思います。

晴眼者の方は、視覚障害を持つ方との関わり方の勉強にもなりますし、

もし、目の病気になっても、こういう機器や道具があって、

ちゃんと出来る事を知っているという事は、

とても心強いはずです。視覚障害者の方には、

リハビリにもなり、自分に出来る事や趣味が

増えるかもしれません。

情報を知らずに部屋から出られない方がいたら、

是非、一緒に行ってあげてください。

年末にはオープン予定です。

神戸市三宮で、ポートライナーに乗り

「医療センター」駅から歩いて2分ほどの場所です。

神戸アイセンター①

2017年8月22日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

建設中の神戸アイセンターへ行ってきました。

公益社団法人NEXT VISION 事務局長

山田千佳子さんと

情報コンシェルズ 別府あかねさんに

お話を伺いました。

神戸アイセンターは、

眼科と研究所、リハビリや就職支援など

同じ建物で出来るという世界初の施設です。

眼科で診断をうけ、紹介されたリハビリ施設などへ、

見えない見えにくい方々が行くのは難しい時があります。

情報を受け取りにくい状態で新しく知らない所へ行く事、

病気に対して、気持ちの整理が着かない時、

ヘルパーさんなどに頼まないと行けないなど不安が多くなります。

神戸アイセンターでは、眼科とその研究もしていて、

そのひと一人一人にあった生活訓練や就職する為の訓練。

そして、どんな機器があるのか紹介もしてくれます。

眼科の先生も施設や機器の事まで詳しい方は少ないです。

それを神戸アイセンターでは、同じ建物で解決できるそうです。

年内にオープンできるように工事が進んでいます。

山本浩さん

2017年8月15日 - 8:25 PM by 番組スタッフ

和歌山県網膜色素変性症協会
会長 山本浩さんにお越しいただきました。

見えない見えにくい方の為の読書といえば、
点訳本や音声で読み上げてくれるモノなど
いろいろありますが、山本さんは対面朗読を
推奨されています。

まだ音声になっていなし本も読むことが出来るし、
機械音よりも人の声の温かさを感じられる。
読み手と本について語る事も出来る。
読み手の方も続きを楽しみにしたり、
ほかの本を紹介しあえたり会話が弾む。

点訳本や音声機器のように
いつでも自分の時間に読めるというわけには
いかないですが、とてもいいそうです。

もっと対面朗読が自由で利用しやすい
体制が整ってほしいと山本さんは願っておられます。