きょうは大阪市西区南堀江にあるこだわりのコーヒー「大島屋」のご紹介。
もともと心斎橋で江戸時代から続いた老舗糸問屋だったのですが、空襲で全焼、終戦後昭和23年にコーヒー好きの先代(現在の社長のお父様)が珈琲卸業の会社を設立、会社を再生させました。
そこから今年で66年目。
何がこだわりか?というと、生豆にクラシック音楽を聴かせて育てているということなんです。
大島屋の大嶋賢一社長と♪
先代(お父さん)がクラシック音楽好きで、コーヒー屋をいわばオーケストラの指揮者に例え、コーヒーの産地(ブラジルとかコロンビアとか)それぞれの持ち味を活かして、最高の音楽(=コーヒー)を奏でる、と。
そのイメージからブランド名を「HiFiCOFFEE」としました。(ハイファイとは「原音に忠実な」との意味)
その考えを発展させ、生豆にクラシック音楽を聴かせたらどうなるか?と思ったのがきっかけで始まりました。今は振動型スピーカーで聴かせているそうで。
イメージもありますが(笑)「まろやかな味わいになってほしいと願って聴かせている」と。
クラシック音楽でも食品に聴かせるのは、オーケストラ曲や交響曲がいいらしく、モーツアルトやベートーベンを主に聴かせています。
現在は、クラシック音楽の名曲をイメージしたブレンドコーヒーを開発中です。
クラシックを聴かせるほか、ダブル焙煎で「深煎り豆のこうばしさ」と「中煎り豆の香りとまろやかさ」を出しています。
ですから深いコクがあって薫り高いコーヒーなんですね☆
大島屋さんは、コーヒー専門店、レストラン、学校や官公庁、病院、観光バス、社員食堂などにコーヒーを出していますが、一般販売もされています。
☆「大島屋」大阪市西区南堀江3-9-3(堀江中学校の近く)
日曜祝日、第1・第3土曜日が休み。朝8時半~夕方5時頃まで営業☆