次世代の防災を担う学生
2015年7月13日 - 11:07 PM by mayurin今月の「関西で防災に取り組む人々」は関西大学社会安全学部の学生の皆さんです。
5年前にできた新しい学部なのですが、社会で求められている「安全学」
リスクマネジメントであるとか、防犯や防災、最近言われているネットワークセキュリティ、損害保険‥
社会の中で求められる「安全学」を総合的に学ぼう!という、
今の世の中に適した学部なんです。
そんな関大社会安全学部の近藤ゼミの学生の皆さんに、きょうはお話をお伺いしてきました。
ゼミの近藤誠司准教授は、もともとNHKの報道ディレクターだったんです。
NHKで防災、災害報道に取り組んでいた方で、いかに情報をリアルに伝えるか?分かりやすく伝えるか?を研究されています。
ですから、学生さんも、メディアに興味がある学生、情報を伝えることに興味がある学生が多いんです。
4年生の学生は阪神・淡路大震災の時に1歳だったそうで。
この学部を選んだのは、両親からずっと聞いている震災の話がきっかけ、とか、東日本大震災をきっかけに情報の伝え方に興味を持ったとか、住んでいる地域が昔から防災に関心が高いとか、様々でした。
災害漫画の研究をしている学生さんや災害音楽を研究している学生、メディアの緊急速報の出し方を研究している学生など、研究内容はとても興味深いものばかりでした。
次世代の「防災」や「安全」を担う若者がこれだけいるのはとても心強いです!
それぞれの取り組みを、社会に出てからも是非活かして欲しいです^^