あの日から18年。

阪神淡路大震災からきょうで丸18年。

神戸市では、昨年、震災を知らない市民が初めて人口の4割を超えたという中、どのように記憶を語り継ぐのか、まだまだ経済的に、精神的に立ち直れていない被災者をどう助けあっていくのか。18年が過ぎた今も課題は山積です。

 きょう、私は初めて5:46を、毎年「追悼式典」が開かれる神戸市中央区・東遊園地で迎えました。ろうそくの優しい光、それに祈りを捧げる人々、涙をハンカチでぬぐう人、改めて震災の大きさ、恐ろしさを感じました。

 5:46に黙とうがささげられ、そのあと、遺族の方、市長、そして、東日本大震災の遺族の方も参加して、セレモニーが行われました。

今夜21時まで開かれた「阪神淡路大震災1.17のつどい」

企画から実施まで、ご遺族や市民のみなさんが神戸市と一緒に開いているというもの。

 会場で、何人かの被災者の方にお話しを聴かせていただきました。

 震災当時まだ2歳で、おぼろげな記憶だけ残っている西宮市の大学生の男性。

東灘区在住で、震災で家が全壊。そして、夫をなくした75歳の女性。

「もうここに来るのは今年が最後かもしれない」という女性の言葉に涙が出そうでした。

 私は、阪神淡路大震災を関西で経験していませんが、愛知でも震度4。

恐ろしい揺れは忘れられませんし、衝撃的な映像の数々も脳裏に焼き付いています。

関西生活10年を迎えた今、被災したり家族を亡くした友達もいます。

そんな中で「阪神淡路大震災は終わっていない…続いている」という話を聴きました。

「苦しみは死ぬまで続く」「失ったものは戻ってこない」

だからこそ、前向きに生きていきたいんだけれど、この大変な状況がまだ続いていることを忘れないでほしい、というメッセージ。

 「伝えていくこと」と同時に「備えること」の大切さ。

同じ苦しみを繰り返さないように、「防災」「減災」の取り組みをしていくことが、今を生きる私たちの「義務」かもしれません。