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2022/6/17(4)『Hit&Hit!』大阪府北部地震被災体験・府の取り組み・陸上自衛隊から生まれた非常食

 

大阪府北部地震から4年の2022年6月17日(金)、今期3回目の防災特別企画は「防災を日常生活の一部に」をテーマにお送りしました。

 

『Hit&Hit!』では、大阪府北部地震での被災体験談から、府の取り組み、そして非常食と、身近な話題をお送りしました。

 

4年前の大阪府北部地震の被災体験
(ゲスト:中西則善 ※Hit&Hit!水曜パーソナリティー)

大阪府北部地震の際、自宅で被災した「Hit&Hit!」水曜担当 中西則善さんに経験談を伺いました。

 

 

シャワーで洗髪中のアワアワの状態の中、地震が発生し断水してしまうという経験をされた中西さん。幸い、その後、少し水が出たためアワを洗い流すことができたそうです。

台所に行ってみると食器が散乱して棚も倒れ、数歩先の冷蔵庫へたどりつけない状況だったといいます。就寝中だったらと考えるとぞっとすると振り返り、寝室に物を置かない、家具を置かないなどの備えの大切さを語りました。

被災後も自宅での入浴ができない状況が続きましたが、防災公園に自衛隊の方が立てて下さったお風呂に入ることができ、ありがたかったと語りました。

 

 

ハザードマップ・自主防災組織・おおさか防災ネットについて(大阪府危機管理室)

大阪府危機管理室 防災企画課・地域支援グループの野村唯士さんと、西嵜一平さんにスタジオでお話を伺いました。

事前にハザードマップで自宅周辺のリスクを把握しておくことが、適切な避難行動につながります。ぜひ、今一度確認してみてください。

昨年5月、災害対策基本法改正で、避難勧告と避難指示(緊急)が「避難指示」に一本化されました。避難情報は5段階の警戒レベルに分けられていますが、避難指示は警戒レベル4で発令されます。警戒レベル5では既に命の危険が差し迫る状況です。避難に時間のかかる高齢者や障害のある方などは、警戒レベル3での避難が適切ということです。

また、災害時には、地域の共助の取り組みである自主防災組織が力を発揮します。一般的には自治会、町内会、青年団など地域活動の組織を活かして結成されます。自主防災組織を中心に、日頃から地域で防災意識を高める取り組みを行ってほしいと呼びかけました。

 

 

そのままおいしい!陸上自衛隊 戦闘糧食モデル の非常食

お肉のおかずの非常食って、実はなかなかないのだそうです。

日本ハム さんの常温で5年6カ月保存できる「陸上自衛隊 戦闘糧食モデル の非常食」は、温められない環境でもそのままおいしく、日ごろからのお惣菜やおつまみとしてもおいしく頂けるそうです。

ローリングストックにぴったりですね。