はげっしょ団子

先週、「平野川の半夏生が綺麗ですよ」とお便りをいただきました。

例年はお祭りで賑わう平野の杭全神社。この裏の環濠跡のほとりに、白く浮かび上がっていましたよ。

半夏生は、’はんげしょう’とか’はげっしょ’とか、地域によって呼び方も変わるようです。

夏至から数えて11日目からの5日間を半夏生といいます。
大人になるまで知らなかったんですが、キレイな名前ですよね。

大阪の河内地方。松原や羽曳野、八尾あたりでは「半夏生団子(はげっしょだんご)」をこの時期に食べるのだそうです。

松原市の石橋徳栄堂 さんには、この時期になるとたくさん問い合わせがあるそうですよ。

130年になる老舗の4代目の石橋さん。

「昔は田んぼに、壺に作ったこの団子を持って行って、作業の合間のおやつにしたそうですよ。」と教えてくださいました。

もち米と小麦粉を混ぜて板状にしたものを、手水でちぎってたっぷりのきな粉をつけて食べます。

お好みで黒蜜をかけたり、、、。

素朴な郷土のお菓子ですね。

日常の仕事や季節の行事の中で伝わってきたお料理やお菓子や食事。
なくなってしまうのは残念ですよね。

石橋徳栄堂さんの本店は、大阪メトロの長原駅から約20分。
支店は近鉄南大阪線恵我ノ荘駅前にあるそうですよ。

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祝!日本遺産

遺産を活用する事を目的に文化庁が毎年認定する日本遺産。

今年は21件を新たに認定しました。

「もう、すべらせない‼︎〜龍田古道の心臓部『亀の瀬』をこえてゆけ〜」も選ばれました!

そこで、大阪・柏原市と奈良県の三郷町を結ぶ龍田古道についての特別展示が行われている、柏原市立歴史資料館へ行ってきました。

推古天皇の昔からたくさんの人が行き交ったこの道は、奈良から別世界へ行く想いをのせて多くの和歌がよまれました。

そんな百首を選んだ展示もありましたよ。

恋人や奥さんを想うロマンチックなうたがたくさん残っています。

ところがこの道は、古くから地すべりを繰り返しています。
亀のような形の石があることから”亀の瀬”とよばれています。

大きな地すべりのために、鉄道は大和川の北側から南側へ付け替えたりもしています。

この鉄橋も凄いんですよ!
絶景ですー!

それでも、「難波津へ、もっと西へ大陸へ」の思いは最もなだらかなこの龍田古道を運びました。

古の頃には徒歩で、現在では国道25号やJR関西本線で多くの人がこの道を行き交っています。

私も一駅だけ歩きました。今回の日本遺産の記事を見て歩きに来たとおっしゃる方ともお目にかかりましたよ。

ご興味がおありの方は、先ず柏原市立歴史資料館でイラストマップを手に入れる事をお勧めします。

柏原市立歴史資料館はJR関西本線・高井田駅から徒歩約5分。月曜日が休館です。

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