ラジオ大阪 OBC

防災ラジオステーション

【防災スペシャル】2021/1/15② 防災を通して地域の課題に取り組む・和田アナ防災士資格取得宣言!

『原田年晴 かぶりつきフライデー!』には、「阪神・淡路大震災記念『人と未来防災センター』」研究員の河田慈人さんに出演いただきました。

人と未来防災センター研究員 河田慈人さん(右)とラジオ大阪アナウンサー 原田年晴(左)・和田麻実子

同センターには、大きなスクリーンに映し出される映像とリアルな音響で阪神淡路大震災を体感できる展示「体験フロア」があり、河田さんは「オープンして20年経ちますが陳腐化しないです。良い展示だと思います」と話します。
高校生の頃に震災を経験したという和田麻実子ラジオ大阪アナウンサーは「震災の記憶は薄れつつあるけれど、この展示ではうっすら涙が出てしまう」と声を震わせました。震災を体験したことのない人には、まさに目の当たりにするような体験ができる展示だということです。
現在はコロナ禍で来場が困難なこともあり、河田さんはセンターのホームページから展示の様子を見ることができるVRを紹介しました。

阪神・淡路大震災記念『人と未来防災センター』ホームぺージ

河田さんは、地域防災・防災教育・早期避難等を通して地域の課題に取り組むことを研究テーマとされているそうで、地域の人同士のコミュニケーションや、家族で日ごろからいざという時の避難先(集合場所)や頼り先を会話しておくこと、特に子どもたちと話すことを呼びかけました。
また、備えについては「家庭によって必要なものは違う。我が家だからこそ必要なものを備える」ことをすすめ、具体的には持病の薬やミルク・離乳食などを挙げました。 さらに、津波の際の避難のポイントにも触れ、「もし〇〇で被災したら△△方面へ避難する」と具体的な地名を上げながら説明し、最新のハザードマップの活用も呼びかけました。

番組後半では「ラジオ大阪の防災活動のリーダーになる!」と防災士の資格取得を宣言した和田アナが、有資格者の出水眞由美さんから資格試験について聞きました。

防災士 出水眞由美さん(左)とラジオ大阪アナウンサー 原田年晴(中央)・和田麻実子